友達が青年海外協力隊でウガンダに住んでいたので、友を訪ねてウガンダに行きました。
ウガンダはケニアの左、アフリカの内陸部にあってナイル川の始まり、ヴィクトリア湖があります。
ルワンダから乗り継いで来たのでヴィクトリアの滝を上から眺めることができました。
目次
エンテベからバスでジンジャに移動
中米も多かったですが頭の上でものを運ぶ女性をアフリカではよく見かけます。
バス停。ここから各地へ向かうバスが出発します。
乗ったけれど我ながらどうやってこのバスのテトリスから脱出したのかわかりません。
車内が満席になると発車です。空港のあるエンテベからジンジャという街へ移動します。
ヴィクトリア湖の上の島にトイレを設置
船を乗り継ぎます。ヴィクトリア湖の上にある島にはトイレがなかったらしく、この日は青年海外協力隊で設置したトイレを確認しにいく日でした。
トイレはこんな感じです。
島の子供たちは外国人が珍しいようでとても見られました。
他の国と違って「マネー」や「ダラー?」ってお金の請求をされなくてホッとしました。
写真を撮ると嬉しそうで、撮って欲しいと近づいて来たり、手を繋ぎに来たりしてとても可愛いです。
無事に島の人でちゃんとトイレを使っていけるようにするまでが青年海外協力隊の仕事で、あとはその島の人がしっかりとケアしなければいけません。
他の協力隊の人にも話を聞いたことがありますが、良かれと思って伝えた技術も使ってもらえずに昔ながらの生活を続けたい方々もいらっしゃるようで、個性もあるし一概に便利になればいいわけではなさそうです。
また、知識が広く知れ渡らずに悲しいことになることもあるようで、例えばエイズは今なら国の保証もあったり薬もあるのに、そのことを知らずにエイズになったら自殺してしまう人も多いのだそうです。
変わらないほうがいいこと、変わったほうがいいこと、さじ加減が難しいですがどうせなら生活をより良くしたいですね。
初めてのナイル川
歴史の教科書で散々名前を聞いてきたナイル川。
今目の前に広がる光景がナイル川でした。
ナイル川=エジプトだと思っていたのでエジプトだけじゃないことを初めて知りました。
とても綺麗でした。
ナイル川で洗濯をしたり水に入っている人がいました。
これもテレビや写真でした見たことのない光景。
織物が盛んなウガンダ
ジンジャでは織物を作っているところへ連れて行っていただきました。
カラフルな糸を紡いでいく職人さん。
日本でも似たような機織りを見たことがあるので、なんだか不思議な気分でした。
南米にも独特の織物があり、人間と衣装は古くから切っても切れないものなのだと実感しました。
今は物で溢れていて忘れがちですが、昔は伝統的な織物が各地にあって、その土地どちにぴったりの衣装で溢れていたのですね。
最近では衣服を恵まれない子供達に届けよう、アフリカへ届けよう、という寄付もありますが、寄付によって地域産業が廃れてしまう危険性も孕んでいるようで考えさせられます。
エンテベでウガンダ伝統の生地チテンジで、オーダーメイドのワンピースを作ってもらった
バス停の近くにはお店がたくさんあります。
その中には布屋さんが多くありました。
ウガンダ伝統の生地、チテンジ。
目が詰まっていて少し厚手でツルツルしています。
暑い国なのに厚手で暑くないのでしょうか。
こちらは布屋さん。壁一面にびっしりチテンジが陳列されています。
私が選んだのはこの生地です。
仕立屋さんに持っていくと寸法を計られます。
デザインも写真から選べます。
タイトなワンピースが欲しかったのですが、この柄だとボディコンになりそうだったのでAラインワンピースにしてもらいました。
時間があまりなかったのでお願いして翌日受け取りになりました。
出来上がりはこちらです。
とても綺麗な仕上がりです!裏地もしっかりついいています。
ウガンダの女性はおしゃれな方が多く、黒い肌に映えるカラフルな服を着て髪も綺麗にまとめている方が多かったです。
日本人だと柄に負けてしまうので似合う生地を探すことが大変でした。
マーケットでは鶏が生きたまま売っていた
神社のバス停近くのマーケットでは様々なものが売っています。
特に驚いたのは鶏がカゴに入って生きたまま売っていることです。
卵を産ませるのか、さばいて食べるのか。
子供達も人懐こくて可愛かったです。
学生服を着た子と一緒にいたので多分学生さんです。
路地で目があったら駆け出してきてくれた子供達。
元気一杯です。
ポーズをとってくれました。
まとめ
いくまでウガンダがどんなところか全く知りませんでした。
友達が強盗にあったり、たくさん予防接種をしていたので色々怖い国なのかと思っていましたが行ってみたら子供は人懐こくて可愛いし、みんな優しかったです。
ウガンダの人は目がいいらしく、夜でも向かってくる車を手で止めながら道を渡る姿がワイルドでした。
初心者な私は道路を渡るのが難しかったです。
バイクで移動していたので顔が土で真っ黒になった私にバス停にいた人が「顔を洗ったほうがいいよ」って行ってくれたり親切でした。
素敵なワンピースも手に入れることができて、とてもいい思い出ができました。
皆さんも是非、行って見てください。