雑記

13才の頃 いじめで死にたいと思ったことがあった

中1の夏休みが明けたら、ハブられました。

新学期、自殺をする学生が多いという話を聞いたので、もし死にたいと思っている人がこの記事を見て何か役に立てばいいなと思ったので私の体験を書いてみます。
また仕事が辛すぎる社会人も。

私は今とても毎日楽しく生きているので今が辛くてもなんとかなります。

 

中1の夏休みが明けたら、ハブられました

話は遡ること◯◯年。

12才の私は怖いもの知らずでした。

末っ子で頑固だったのでわがままに育ち、もちろんままならないこともありましたが友達にも恵まれ、基本的にやりたいようにやってきました。

兄がいたので自然と近所の男の子と遊ぶことも多く、小学校時代も喧嘩したりやんちゃに過ごしました。成績も良かった方なので特に困ったことはありませんでした。

 

初めての挫折は中学受験。

俺様なのに小心者な私は受験日にお腹が痛くて保健室受験をしたり。

結局勉強不足で志望校には入れませんでした😭

 

中高一貫校に入学しましたが、志望校には入れなかったことは自分の中で尾を引いていたと思います。どこかで不満に思っていました。

しかし、住めば都といいますが、中学に入学してからは新しい友達もできて最高だと思って楽しくやっていました。

 

しかし2学期が始まってそれは突然起こりました。

 

今まで同じ部活で帰り道も一緒で仲が良かったグループから突然無視されました。

総スカン、シカト、無視。

帰り道いつも通り一緒に帰ろうとすると走って逃げられました。

鈍感だった私は脚力も体力もあったので追いついてしまうのですが、なんだか様子がおかしい。

そのうちクラスでも浮いてしまうようになりました。

 

1番辛いのは2人組やグループになる時

誰も私とは組んでくれませんでした。

私はクラスのカーストの最下位に配置されていたようでした。

そんな時少し大人しめなアニメや漫画が好きなグループの子たちは受け入れてくれました。

 

多分誰もがなんとなくわかっていますが、クラスには見えないカーストがあり、大きく分けて3つ。トップはお洒落で可愛くてませているキラキラしたグループ、ふつう、ちょっと地味目なグループ。私はトップに近いませている方のグループに多分所属していた風でしたが、合わなかったようではじかれてしまいました。

当時の私は全然お洒落でもませてる訳でもないし、特別可愛くも何かに秀でているわけでもなく、帰り道が同じで仲良くなっただけでそのグループとはもともと合わなかったのかもしれません。

 

また、小学校時代まで王様でわがままに生きてきたので知らないうちに誰かの気に触ることをしたり、酷い仕打ちをしてしまったのかもしれません。

 

ただ、誰に何を聞いても無視されるので答えは返ってこないので、どこをどう直したら人間関係も改善できるかすらさっぱりわかりません。

誰に何を謝ればいいかもわかりません。

 

幸い暴力や物を隠されたりなどは多分なかったのですが、初めて経験する無視という「完全なる拒絶」は私の前に突然落とされた大きく分厚い壁のようでした。

 

自分がそういう扱いを受けるとは微塵も想像していなかったのでどうしたらいいかわからなかったです。

 

もう記憶が曖昧なのでどういう気持ちで日々を過ごしてきたかは鮮明に覚えていませんが、どこかのタイミングで家族に話しました。

家族から担任にも話しましたが勿論何も対処はしてくれませんでした。対処をされたところでただ気まずいだけだったかもしれないです。

 

1人で考えているとだんだん気持ちも暗くなり、私はいらない存在なのかと思ったり、学校に行きたくないと思いました。

 

私は元来負けず嫌いだったので、主犯格の子の前で弱いところを見せたり、休んだりするのがいやで結局皆勤賞を取りました。

 

一緒に組んでくれる人がいなかった時はさすがに絶望感と悔しさで授業中なのに涙がこぼれましたが、それは今思い出してもめちゃめちゃ悔しかったです。

 

教室ではどこかのグループに所属しないと休み時間が仲良しの子たちを横目に手持ち無沙汰でとても辛い時間になるので、結局、大人しい子たちのグループに混ぜてもらったり、入学当初から仲良くしてくれた子のグループに入れてもらったりしました。

 

「仲良くしてくれた」「仲間に入れてもらった」この時点で対等な友達じゃない

なんかもうこの時点で自然な友達じゃないですよね。

兎に角あぶれないように必死でした。

学校ではそうしないと精神を保つのが難しくなるから。

 

その後同じ部活の別のクラスの友達と一緒に帰ったりしているうちに仲良くなり、休み時間のたびに別のクラスに通っていました。

 

そして、半年が経過してクラス替え。

 

担任に相談したことで気遣われたのか、その後主犯格の子たちとはほぼ同じクラスにならずに6年間を過ごせました。

 

2年生のクラスはとても楽しかったです。

 

そうです。

毎年クラス替えがある学校なら1年我慢すれば、全然違う世界になります。

 

 

1年生の終わりに意識してなかった子に「無視しちゃってごめんね」と手紙をもらい、鈍感な私は「えっ!?クラス中に無視しろ司令みたいなのが出てたのか?むしろその子に無視されてたのか?😳」と思い衝撃を受けました。

 

また、いじめ主犯格グループの中でも色々あったようで次は違う子がハブられる標的になったりもしたようです。

 

怖いですね😨

 

大人になってから主犯格グループの子にメッセンジャーでそっと聞いてみた

「私なんであの時無視されてたの?」

原文「めちゃめちゃ聞きづらいんだけど、覚えてたら教えて欲しいんだ。

私中1の時にいきなりみんなに無視されるようになって、原因色々考えたんだけど、仮説はいっぱい立てたけどいまだに答えがどれだかわからなくて引っ掛かったままでちょっと苦しい。

足りない部分ばっかりだろうから改善できるならしたいし、まぁこんな感じで鈍感すぎたのも一因だろうけど(-_-;)

どうしたいってわけじゃなくてただ知りたいんだ。

何か知ってたら教えてもらえないかな?」

 

返答「他の人はわからないし、あまりよく覚えてないんだけど、多分チェルが突飛な行動をしたりするのにどう対応していいかわからなかったんじゃないかな。今ならそういう子だと受け止められるけど今まで周りにそういうタイプがいなかったから」

 

的な感じでした。

 

 

えっ!?具体的な理由ないの!?😳

驚きました。

他の子にはあったのかも知れませんが、特に何かしたから、とか具体的な理由がなくても無視されたりするようです。

 

大人になっても人間関係は色々です。

嫌なことから逃げられない、と聞いたりもするかも知れませんが、正確には逃げられます(笑)

 

仕事も会社も沢山あります。

学校だって沢山あります。

どこに居たって自分がちゃんと勉強すれば大学受験だって出来ますし志望校に合格できます。

 

振り返ってみると人生色々ありますが、生きてるから世界一周もできたし、裏表なく「面白いね」「面白くないね」「好き」と言ってくれる友達もできました。

 

世界は1つじゃない。コミュニティも1つじゃない。

クラスに居場所がなくても、別のクラスや部活、塾や家、遊び場には居場所があるかもしれない。

 

1人で悩んだりする前に家族に言ってみたり、友達に言ってみたり、学校を変えてみたり、方法は沢山あるから、自分で命を絶ったり絶望はしないで欲しい。

 

自分が死んだからっていじめっ子に復讐できる訳じゃない。

だっていじめっ子は人の死に何も思わない子だっているから。

それよりも自分の命を自分のために使った方が遥かに生産的だし楽しい。

子供がいじめられてたら親が悲しむかもしれないけど、それは出来が悪いと思って悲しむ訳じゃなくて大切な子供が悲しんでるから悲しむだけだ。むしろいじめっ子に対して怒ったり何か聞い傑作を考えてくれたりもする味方になってくれる。そんな親じゃなくても誰かきっといるし、今はいなくても未来には自分を受け入れてくれる人が必ずいる。

 

今だけをみて絶望するんじゃなくて、今は発展途上なんだから、たまに一歩下がってもいい。

 

仕事も辛すぎるから辞めていい。

自分の心と体の健康は自分しかケアできないし、変えがきかないから1番大事。

 

 

まとめ

私は中学生の時に無視をされたり、悪意にさらされることも時々あったけれど、結果的に自分を見つめ直すきっかけになったし反省もした。

精神的にタフになったと思うし、人の痛みも前よりもわかるようになったと思う。

 

いじめられる方にも原因があることは間違いでは、ないかもしれないけどそれはいじめていい理由にはならない。

 

世界は広いから嫌なこと、嫌な時間だけじゃない。

嫌なことがあるから楽しいことの楽しさもわかったりする。

 

以前聞いてなるほどと思ったのは

 

人生シクシク悲しいことは4×9=36

ハハッと楽しく笑って8×8=64

36+64=100になる。

 

そうすると楽しいことのが多いはず。

 

少なくとも挫折をした経験がある私は今も思考錯誤しながら楽しく生きてます。

いつも楽しそうだよね、なんて言われてます。

いつか私を無視した主犯格の子に会って、あの時は何が悪かったのか聞いて私が悪かったから謝罪するなりなんなり、わだかまりを全部取りたいと密かに思っています(笑)

 

自分が何をやりたいかわからなかったら好きなことをかたっぱしからやってみたらいい。

 

私もまだ道半ばですが、楽しく生きて死ぬ時に後悔しない人生にしたいと思います。

 

長文をお読みいただきありがとうございました。

 

では、また😊