「ダイビングのライセンスが欲しいけど取れるか不安…」
「なるべく短期間で取得したい!」
「ライセンス取るのは難しい?」
そんなお悩みはありませんか?
ダイビングのライセンスを取得するには具体的にどんなことをするのかも気になりますよね。
私もずっと免許が欲しいと思いながら、泳げないので苦手意識もあって取らずにいました。
そんなあなたにおすすめなのが、沖縄のmic21です。
- とにかく費用が安い
- 送迎付き
- 大手
目次
ダイビングオープンウォーターダイバーライセンス取得レポ【沖縄mic21】

- とにかく費用が安い
- 送迎付き
- 大手
以前はダイビングのライセンスを取るなら、旅人御用達のダハブ(エジプト)やタイで取りたいなと思っていました。
なぜなら安いから。
先日エジプトのダハブに行ったところ、コロナのパンデミックから閑散としていたのと、2022年2月のエジプトは通常よりも寒かったようで、風も強く、波も高く、体調もよくなかったので断念しました。
もう一つの理由は、エジプトの物価も年々上がっていて、以前よりも安く無くなっていたことです。
実際にいくらくらいでライセンスを取れるのか聞いてみたところ、30USD(=当時のレートで4万円くらい)でした。
一方micは、世界的に1番大きな団体であるPADIのライセンスがキャンペーンで全てコミコミで32,000円くらい。
他にも関東近郊でライセンスを取れるところや、友達のおすすめのところをチェックしたり、沖縄の他のダイブショップをいくつか直接訪ねて金額を確認したりしましたが、mic21がダントツ安い。
友達もmicで取ったのでmic21に決めました!
ダイビングライセンスの種類は?

ダイビングのライセンスにはいくつか種類があります。
まずはライセンスの発行団体、そして団体ごとにそれぞれダイバーのランクに合わせてライセンスの設定がされています。
ダイビングライセンスを発行する指導団体には日本だけでも30団体以上あると言われています。
- PADI(パディ)
- NAUI(ナウイ)
- BSAC(ビーエスエーシー)
- SSI(エスエスアイ)
- SNSI(エスエヌエスアイ)
- CMAS(クマス、シーマス)
などです。
日本では主要な指導団体がCカード協議会という組織を作り、プログラムの標準化を行っているので、基本的なプログラムは共通ですが、団体によって違いがあります。
世界のダイバー人口の中で1番多いのはPADI(パディ:Professional Association of Diving Instructors)です。
世界のダイバーの7割がこのPADIダイバーなので、ダイビングの安全基準が世界的に信頼されている団体と言えるでしょう。
- 世界最大のダイビング教育機関
- 日本を含む世界9ヶ国にエリアオフィス
- 180の国と地域に個人会員130,000人
- 5,300のダイブセンターおよびダイブリゾートを所有
- 基準が世界中で統一されているので海外でダイビングするときも安心
かつてはダイビングのライセンスを取るには、海軍式のハードなトレーニングが主体だったそうです。
しかし、PADIが誰でも水中世界を楽しめるように改革をしたため、ダイバー人口が爆発的に伸びたと言われています。
ライセンスは、Cカード(Certification Card)と呼ばれていて、「認定証」という意味です。
- オープン・ウォーター・ダイバー(OWD)
- アドバンスド・オープン・ウォーター・ダイバー(AOWD)
- レスキュー・ダイバー(RED)
- マスター・スキューバ・ダイバー(MSD)
- プロダイバー(Pro)
初心者はまずはオープンウォーター(OW)という18mまでで頭の上に障害物がない(=オープン)なところのみ潜れるライセンスを取る必要があります。
その後、もっと深いところに行きたかったり、インストラクターやレスキューになりたかったりしたら上のランクのライセンスを取ります。
ダイビングライセンス取得スケジュール【オープンウォーターOW】
ダイビングのオープンウォーターライセンスは2日で取れました。
連続した2日はもちろん、仕事の都合などで連続して取れない方は日にちを空けても大丈夫です。
ダイビングをしたあと、基本的に飛行機に乗るまで18時間以上は空けないと、減圧症という恐ろしい症状が出てしまう可能性があるので、飛行機に乗る人は日程に余裕を持たなければなりません。
サラリーマンの友人は、2週間あけて2回に分けて講習を受けていました。
実際に私が講習を受けた日も、4人の受講生がいましたが、2日連続だったのは2人だけ。
翌日には、別のタイミングで初日を受けた人がいました。
さて、それではそれぞれの日程でどんなスケジュールかお伝えします。
1日目スケジュール
8:00頃 | 那覇市内各ホテルピックアップ(コンビニ立ち寄りあり) |
---|---|
8:30 | ビーチに到着 講習の準備 |
9:00 | ダイビング講習開始1回目 |
12:00 | お昼休憩 |
13:00 | ダイビング講習2回目 |
14:00 | 店舗に戻る |
14:30 | 宿題の答え合わせと質疑応答 |
15:30 | テスト |
16:30 | 採点 |
17:00 | 終了次第ホテルへ |
初日は8時頃ピックアップです。
那覇市内のホテルであれば無料で迎えに来てもらえます。
参加人数は最大で6名ほどなので、ホテルの立ち寄りが増えれば増えるだけ時間が前後することも。
他にも時間は大まかな目安なので、季節や参加人数などによって変わる可能性があります。
講習の後に、レストランの予約などの予定を入れる場合は時間に余裕を持たせた方が安心です。
お昼ご飯は持参もできますし、全員揃った後にセブンイレブンなどのコンビニに立ち寄ってもらえるので、必要なものを買えます。

私の担当のインストラクターさんはクーラーボックスを用意してくださったので、食べ物が痛む心配はありませんでした。
ただ、参加者みんなでシェアして入れるのであまり大きいものは持って行かない方がいいでしょう。
午後もすぐにダイビングがあるので、あまりたくさん食べると具合が悪くなる可能性がある方は、さっと食べられる軽食がおすすめ。
インストラクターさんがお煎餅やチョコ、飴などを用意してくれていたので、軽く食べて、私はダイビングが終わってからおにぎりを食べました。(三半規管が弱くて酔いやすいので、もしも気持ち悪くなったらやだなと思ったため)
以前奄美大島で海亀シュノーケリングをしたときに、波が高くてシュノーケル中に酔ったことがあったので念には念を。
宿題とは、事前に送っていただけるテキストを読んで、練習問題を解くことです。

事前にレンタル教科書が送られてきます。
汚したら買い取りになるので、かなり気を使いました。
宿題をしていないとテストが受けられないので注意!
練習問題にはヒントはありますが、回答がついていないので、店舗で答え合わせをし、疑問点をインストラクターの方に質問できます。

ダイブプランナーの資料。
最近はスマートウォッチのような形のダイブコンピューターを使うのが主流なので、オープンウォーターのテストではダイブプランナーの詳細などは出ませんでした。
テキストを熟読。
問題がなければそのままテストへ。
50問中38問正解で合格です。
不合格の場合は、2日目の講習の後に再テスト。
2回目も不合格だった場合は、別途料金が発生して再テストです。
2日目スケジュール
7:00頃 | 那覇市内各ホテルピックアップ(コンビニ立ち寄りあり) |
---|---|
8:00 | 港から出発 慶良間へ |
9:00 | ダイビング講習2回 |
12:00 | お昼休憩 |
13:00 | オプションダイブ(希望者のみ。別途税込5,500円) |
15:00 | 店舗に戻る |
15:30 | ログ付け、合格のお祝い |
16:00 | 解散、終了次第ホテルへ |
2日目は、船で30分くらい移動するので、1日目よりも1時間早い集合時間。
一般的な公共交通機関のような船ではなく、船長さんが所有している別のダイビングショップのグループなどと乗合でダイビングポイントへ向かいます。
夏場は通常慶良間諸島で、講習を行いますが、天候や海のコンディションによっては違うポイントになることも。
船長さんとインストラクターさんにお任せです。
詳細は2日目レポへ。
ダイビングライセンスオープンウォーター取得1日目のビーチ講習はどんなことをやる?

ビーチ講習でやることは主に以下の3つです。
- 機材と使い方の確認
- 海の中で実習
- 潜降と浮上の実習
それぞれ、サクッと解説していきます。
【ビーチ講習でやること1】機材と使い方の確認

ビーチに移動したら、まずは機材を確認します。
バッグに一式がセットされているので、開いて説明を受けながらひとつずつ使い方を確認。
テキストでよく出てきたBCDとはこのジャケットのことを言います。
Buoyancy Control Device(ボイヤンシー・コントロール・デバイス)の略でBCDとかBCと呼ばれます。
テキストを読んだだけだと、いまいちよくわからなかったので、難しいと思う場合は、ダイビングのライセンスを取る前に体験ダイビングなどをしておくとイメージしやすいでしょう。
ただ、講習初日にものを見ながら説明してもらえるので触りながら覚える方が簡単です。

タンクはカーブを描くところから、指3本分くらい下に設置。

レギュレーターはこれ。
ヒモがたくさんついてる。
ファーストステージ…タンクとつながるところ。


残圧計とコンパス。
残りの空気の量と方向はこれでチェック。
目盛りが70を切ったら危険。

このボタンでBCDの空気を入れたり抜いたりできます。
上のボタン(人差し指)で空気を抜く。
下のボタン(親指)で空気を入れる。


セカンドステージ…空気を吸うところ。
セカンドステージ(予備)…バディーのレギュレーターにトラブルがあったときや残圧が足りなくなったときなどに、空気を吸うところ。

タンクに設置するときは、セカンドステージだけ右に来てVの字になるように。

最初は大体200くらい。


バルブを回さないと0と出るので注意。
続いて、マスクの使い方とハンドサインの確認です。
マスクは髪が入らないように、鼻にかからないように、上唇のすぐ上に設置。
水が入ったときの対象法は両手の人差し指と中指でマスクの上、親指で下を押さえながらマスクの下に少し空気を入れ、上を向きながら鼻から空気を出します。

上の状態だとOK

「もう一回」

「浮上する」(向かう方向を示す)

BCDに空気を入れると、こんな感じにパンパンに膨らみます。
【ビーチ講習でやること2】海の中で実習

インストラクターの方から説明を受けたら、早速機材をセッティングして海へ。
まずは足がつくところで、バーに捕まって練習。
- レギュレーターの使い方
- ハンドサインの練習
- 圧平衡(耳抜き)
- マスククリア
- レギュレーターが外れたときの対処法
などを学びました。
インストラクターの方が実際に水中でお手本を見せてくださり、ひとりづつ丁寧にチェック。
わからなかったらもう一度お手本を見せてくれます。
気温や水温が数日高かったとのことで、水中の透視度は高くなかったですが、魚が結構泳いでました。
きびなごの大群が目の前を横切ったり、青い魚や黒い魚が近づいてきたり。
実習中も楽しかったです。
午前はここまで。
一旦休憩を挟みます。
【ビーチ講習でやること3】潜降と浮上の実習

休憩のあとは水深5mくらいのところまで、ロープを使って潜降と浮上、緊急スイミングアセントを習います。

一通りできるようになったら、実習は終了。
店舗に戻ります。
ダイビングライセンスオープンウォーター取得1日目のテストはどんなことをやる?

お店に戻って、宿題の答え合わせと質疑応答です。

お菓子やジュース(無料)を片手に、朗らかなムードで進みます。
答え合わせが終わったら、各自復習をして各々のタイミングでテスト!!
初日はここまで!
2日目は別の投稿です!
ダイビングライセンス講習1日に取得に必要な持ち物は?

私が受講したコースでは、ダイビング機材は一式借りられました。
講習費用に料金は含まれています。
こちらでは、持参する必要があるものをピックアップします。
- 水着一式
- ビーチサンダル
- 日焼け止め
- タオル
- 着替え
- シャワーセット
- ウォータープルーフバッグ
- 筆記用具
- 小銭
それぞれ詳しく紹介します!
【ライセンス取得に必要な持ち物1】水着一式
男性は海パン、女性は水着が必要です。
朝から着脱のしやすい服の下に水着で行くとスムーズです。
夏でもウェットスーツを着るので、シンプルで邪魔にならないデザインがおすすめ。
講習は日陰が空いていれば日陰で行いますが、ウェットを着る前に場所がないときは日差しの下で説明を受けることもあるので、日焼けが心配な方は帽子やサングラス、長袖のラッシュガードなどがあると日焼けを防げます。
サングラス
脚が気になる方は、レギンスのような水着もあります。
【ライセンス取得に必要な持ち物2】ビーチサンダル
水に濡れても平気なサンダルも必要です。
おすすめはギョサン。
嵐の大野智さんが愛用ということで、一時期話題になったビーチサンダル。
つなぎ目がなく、つるっとした素材ながら、裏は滑り止め加工がされているので、いくら濡れても湿ることもなく快適。
何より滑りにくいので濡れたところを歩くときや、ボートの上などでも安心です。
テバも好きなのですが、布地部分が濡れると乾くまで時間がかかってちょっと不快。
【ライセンス取得に必要な持ち物3】日焼け止め

日焼け止めは珊瑚に優しいものを選びたいところ。
こちらはJALの機内で購入した日焼け止め。(機内販売は期間限定だったかも)
バームタイプで、ナチュラルな香りだけどバームなのでかなりこっくり系。
SPF50+!!
自然派の方に特におすすめ。

カネボウ化粧品の今年のALLIEも珊瑚に優しい作りだとか!
こちらはジェル状でさらっと伸びやすい。
SPF50+!!
【ライセンス取得に必要な持ち物4】タオル
ビーチ講習のあと、濡れた体をふくタオルが必要です。
薄手で速乾性のあるセイムタオルなら、荷物もコンパクトにまとまります。
髪が長い方などは2枚以上持っていた方がいいかもしれません。
【ライセンス取得に必要な持ち物5】着替え
講習後に店舗で、筆記試験があるので、着替えは必須です。
夏場はクーラーが強いこともあるので、寒がりの方は上着もマスト。
【ライセンス取得に必要な持ち物6】シャワーセット
初日のビーチにはシャワーがあります。
シャワーは100円で4分ほど使えます。
私が行ったところでは、女性のシャワーは水シャワー4台とお湯シャワー4台の合計8台でした。
シャンプーやリンス、ボディーソープなどは置いていないので、スッキリしたい方やホテルでシャワーを浴び直したくない方は持っていくといいでしょう。
私は、横着なので頭から足まで1個で全身洗えるこちらを重宝しています。
一本で全部済むから、荷物が少なくなって便利!
爽やかなハーブ系の香りでスッキリ。
髪が痛むのが気になる場合は、洗い流さないトリートメントを上からつけるのがおすすめ。
定番のケラスターゼ。
モロッカンオイル。
旅行用に持ち歩くときは1回使い切りサイズが分かれているエリプスが便利。
【ライセンス取得に必要な持ち物7】ウォータープルーフバッグ
スマホや着替え、大事なものが濡れないようにおすすめなのがウォータープルーフバッグ。
濡れた水着を入れるためのビニールなどもお忘れなく。
【ライセンス取得に必要な持ち物8】筆記用具
筆記試験には筆記用具が必要です。
採点用に色もあると便利。
【ライセンス取得に必要な持ち物9】小銭
シャワーを浴びるためには100円玉が必要です。
他にも、施設利用料で500円。
500円はインストラクターの方がまとめて払ってくれて、あとで支払えますが、シャワーはコインを入れないと出ません。
また、シャワーによっては使えずにコインが吸い込まれるパターンもあるので、その場合は施設の人に連絡をして返金してもらいましょう。
まとめ
朝も早くて、海に入って慣れないことをするので終わったあとはかなり眠気が…。
翌日はさらに朝が早いので、夕飯を食べてお酒は少しだけ。
早く寝て翌日に備えました!
2日目につづく