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あんちゃさん『アソビくるう人生をきみに。』書評

こんばんは!

先日購入したあんちゃさんの『アソビアソビくるう人生をきみに。』を電車の移動中速攻で読み終わったチェルです☆

実に読みやすかったです!

どんな本かというと「自分の今の生活に疑問を持ちながらも流されている人へそのままでいいのか?と一石を投ずる」という感じです。

先日行った出版記念イベント!!あんちゃさんに関しての詳細はこちらをご覧ください。

あんちゃさん出版記念イベント「旅を仕事に」自分らしい旅の発信キャリア学| TABIPPO旅大学

 

アソビくるうって?

「遊びくるう」という言葉を聞いて人によってするイメージが違うと思います。

例えば、クラブ遊びをしまくる、女遊びをしまくる、ギャンブルをしまくる、ここでの「アソビくるう」はちょっとそういう類の遊びくるうとは違うように感じました。

なぜならあんちゃさんはクソマジメだからです。

 

「アソビくるう」=好きなことを仕事にして、遊ぶように生きる

 

ということです。

 

好きなことならいくらでもやれます、

それが仕事になったら遊びと仕事の境界線がなくなるわけです。

 

私も去年仕事を辞めたのですごくよくわかります。

もっと早くこの本に出会いたかったです。

 

なんのために生きているんだろう?

私は会社勤めをしていた時、どうしようもなくストレスが溜まっていました。

ストレスの解消の仕方がわからなくて食に走ったり、お買い物中毒になっていたくらいです。

買っても使わない。買うだけで満足。とにかく手に入れたい。

心の隙間を埋めるためにどんどん物を手にいれる。

だけどそれでは心の隙間が埋められません。

むしろ物に囲まれて乱雑とした部屋とためられない貯金で罪悪感が激しくどんどん悪い流れに飲まれていました。

仕事を辞めた今はどうでしょう。

 

何もいらないw

 

「仕事用に」買っていた趣味じゃない服もいらないし、「仕事用に」買った足が痛くなる靴もいらない。

流行においていかれても別にいい。

 

着心地が良くて居心地のいいところにいればストレスは貯まらない。

この本には居心地の悪いところにしがみつく必要はない、ということがあんちゃさんの経験に基づいて書いてあります。

もっと早くこの本に出会えていたら、と思いました。

『アソビくるう人生をきみに。』で特に心に残った言葉

「せっかく〜したのに」は自分を止める言葉。

「せっかく頑張って会社に入ったのに辞めるなんて」など勿体無い精神は断捨離にはいりません。

嫌だったら「せっかくしたから」って辞めないほうが勿体無いです。

そのまま40年イヤイヤ働いて、本当は違うことがしたかったのに。

とか思ったら取り返しがつきません。

今の気持ちがどうなのか向き合うことが大切で、「過去の栄光」は意味がありません。

 

「経験したことがない人」の意見を聞かない

この本に書かれていた中で特に共感した言葉はこの言葉です。

確かに。

親や身近な人たちはあなたのことが心配だから色々言ってきます。

けれど、親や身近な人たちはあなたではないし、所詮あなたの人生はあなたしか生きられないので責任を取るのはあなたです。

「辞めたほうがいいよ」「そんなのできないよ」って言われたってやりたければやってみればいいんです。

 

「失敗したら死ぬと思う?」

失敗しても死なないし、もし死ぬほど嫌なことをしなければならないのであれば辞めるべきです。

命があればある程度やりたいことができます。

失敗したくらいで死なないし、大変だったとしても挽回策を考えることができます。

エジソンだってアインシュタインだって何度も失敗したと思いますが、失敗は「成功しないやり方の一つを知った」にすぎません。

全部やって確かめればいいじゃないかってUVERworldもONE OK ROCKも言っています!

 

どうやって普通の会社辞めたい会社員からフリーランスで成功したかを余すことなく披露している

これは仕事を辞めたい人だけじゃなくて人付き合いの方法もがっつり書いています。

あんちゃさんにお会いした印象は「いつも笑顔で可愛らしい人」でしたが、実際人付き合いも色々考えてお互いが良くなるようにされている方なのかなと思いました。

「嫌な飲み会の断り方」や仲間同士が独立してGIVEしあう方法など様々なエッセンスが書かれています。

私のように人付き合いが苦手な人にもオススメだと思います。

 

巻末付録:しかれたレールから降りるための7つのクエスチョンが秀逸

さすが独力でフリーランスになっただけあって実行力がすごいです。

そして読者を置いてきぼりにせず、自分に当てはめてできる7つのクエスチョンを用意してくれています。

しかもご自身の内容を見本として惜しげも無く見せてくれているので具体的でやりやすい。

実践ワークショップって最初の一文字を出すまでがちょっと難しかったりするので見本があるだけでかなり出だしがスムーズにできるのですよね。

出だしがスムーズにできればあとへ結構スルスル出てくるわけで、この本は読むだけでなく最後の最後に紙に書き出すことまでの本だと思います。

手に取られたら是非ご自身でトライしてみてください!

 

 

まとめ

私もごくごく普通の会社員で辞めてみたら意外と新しい世界が見えてきました。

私の場合は仕事を決めないまま辞めたのであまり参考になりませんが、あんちゃさんのように働きながら二足のわらじで自分にできることを探して、そちらの種を育てて成功している人を何人か見てきました。

今悩んでいるとしたらとりあえず興味のあることからやってみるといいと思います!!

では、また☆