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『三度目の殺人』是枝監督作品舞台挨拶レポート:福山雅治さん、広瀬すずさん、満島真之介さん

こんばんは🌠

幸運にも友人に誘われ六本木ヒルズで行われた『三度目の殺人』の舞台挨拶に行けたチェルです😆

『三度目の殺人』 舞台挨拶レポート

9月9日15:55分の回(マスコミ取材なし)

登壇者:福山雅治さん、広瀬すずさん、満島真之介さん

実は福山さんの舞台挨拶は『真夏の方程式』、広瀬すずさんは『海街ダイアリー』でお目にかかったことがあります。

すずさんが出したなぞなぞに答えてうっかり直接話すことに成功したり、是枝監督は今回はいらっしゃらなかったのですが、以前の試写会でお会いできたときに作品について質問したら気さくに答えてくださって感動しました。学生時代に映画学という授業を取ったことがあり、特にすごい詳しいとかではありませんが結構映画の伏線や仕掛けが気になってしまいます。今回もお伺いしたかったのですが、是枝監督はまだベネツィアにいらっしゃるそうです。6月にいったベネティアで映画祭がやっているなんてなんだか違う街の話のようです。

広瀬すずさんは、役柄ではノーメイクの女子高生役でしたが、舞台挨拶ではキラキラと輝くシャンパンゴールド系のドレスに黒いリボンがついた大人っぽいデザインとハイヒールを着こなし、以前お見かけした時よりも美しさに磨きがかかっていました。顔立ちもあどけなさが薄れシャープになって小顔で目力が強く、髪がサラサラキューティクルが輝き、赤いリップと黒系のネイルが大人っぽく、直接お目にかかったことはありませんが宮沢りえさんのように凛とした印象でした。

福山雅治さんは相変わらずの話術と、スーツでビシッとした姿勢がよくがっしりと男らしいのに甘いマスクと美声で、ファンを沸かせていました。満島さんと広瀬さんがコンサートを観に行かれたようで、コンサートの時はとにかく衣装が「白い!!」というイメージのようです。奥様とお子様の影を感じさせない相変わらずの福山さんでした。

満島真之介さんはご自身でアイビーリーグのよう、と表現されていた少しオーバーサイズ気味なブレザーに白いスニーカーを合わせて終始笑顔で場を和ませていらっしゃいました。どうやら福山さんのことが大好きらしく、北海道ロケに行ったこと、一緒に昼寝をしたことなどをとても嬉しそうに話してらっしゃいました。

舞台挨拶だけでも和やかで仲の良さそうな雰囲気が伝わってきたので、映画のシリアスさとは裏腹にとても楽しい現場のようでした。

司会はフジテレビ『目覚ましテレビ』でおなじみの軽部さんでした!テレビでよく観ていたので感激でした!髪の色が左半分シルバーグレーのように見えましたがオシャレなのでしょうか。

挨拶の前に冒頭福山さんの「ましゃ」の語源から話が一気に始まりました。

巷に浸透している「ましゃ」という呼び名は実は福山さんのお父様がサ行の発音が苦手で自然に「ましゃはる」となってしまうところから来ているということで、「ましゃ」と呼ばれると家族の会話を覗き見られているような恥ずかしさを今でも覚えてしまうそうです。ラジオを始めるときに親しみやすいニックネームということで20年来使っているが未だに慣れず、ファンの方の「ましゃ」と呼ばれて恥ずかしがるのでまたファンの方がさらに「ましゃ」と呼び浸透したそうです。

知らなかった!

ところがベネツィアでは「ましゃ」コールがなく、挙げ句の果てに「コウジ!」(役所さんと間違えられた?)と呼ばれ寂しかったそうです。

昨日ベネツィア映画祭から帰国して、番宣に出演、Mステに出て寝て朝から舞台挨拶というハードスケジュール。広瀬さんはMステに出ていないので、Mステを観て眠ったそうです。前日眠れず昨日がしんどかったけれど今日は「時差ボケが治ります!」と宣言してその宣言自体がボケのようになっていました(笑)満島さんはベネツィアに行けなかったことが詳しかったけれど悔しくない風のコメントを言おうと頑張っていましたが、福山さんに「行きたかったんだろ?」と図星をさされ会場を笑いの渦が包みました。満島さんが話しているときに福山さんは終始ニヤニヤしていたり笑っていてお二人の中の良さとボケとツッコミ、先輩後輩感が垣間見られ面白かったです。

映画を観る前の舞台挨拶だったので、詳細は話せない状況でしたが、満島さん的には福山さんと吉田さんとの3ショットが、顔が濃いメンバーなのに心配だったが、映画で見るといい感じでさすが是枝監督!と唸っていらっしゃいました。

 

まとめ(大きなネタバレなし)

今までの是枝監督が描いていた家族の日常的なものにミステリーの要素が加わり、俳優陣の迫真の演技が光る作品でした。物語の中で線や手で表現をしているシーンや、ガラス越しに映る俳優さんの顔が重なりそうになるカメラワークや、表情を捉える至近距離からのカメラワークなど、とKに各俳優さんの演技肌の質感熱量を映し出しているパワーのある作品でした。最後まで気が抜けない、色々と考えさせられ見応えのある内容でした。