こんばんは!
去年の世界一周のハイライトを少しずつまとめているチェルです⭐︎
目次
海が透き通る島、ザンジバル島
ザンジバルという名前は聞いたことがありますか?
私は旅人から聞くまでその島を知らなかったです。
世界一周をする前に参加したTABIPPOのイベントWORLDで知り合った友人とその旅仲間にオススメの場所を教えてもらったところ、二人とも口を揃えて言った場所ザンジバル島。
「ザンジバルのザロックは絶対オススメ!」
ザンジバルはアフリカのタンザニアの東側のある人口の99%以上がイスラム教と言われる島です。
タンザニアはアフリカの東側に位置する国でケニアのちょうど真下にあります。
サファリと言ったらケニアを思い出す方が多いかと思いますが、ケニアとの国境をまたいでタンザニアにもマサイ族の住む大きなサファリがあります。
有名人だとイギリスのロックバンドQUEENのフレディ・マーキュリーの出身地です。
ザンジバル島はタンザニアの首都ダルエスサラームから飛行機で20分、フェリーで1.5〜3時間、沖縄より少し大きいくらいの島なので車で島中を回れてしまいます。
島内はダラダラと呼ばれる乗合バスがあり、表記もアルファベットなので移動も便利です。
猫の町、ザンジバルの玄関口、世界遺産ストーンタウン
ザンジバル島の出入り口となるのがストーンタウン。
昔ながらの古い町並みとくねくねとうねる狭い石畳の路地。
歩くだけでRPGの世界に紛れ込んで探検しているような気分になります。
驚くことは、猫、猫、猫、とにかく至るところに猫がいます。
猫の海、とも言えるような猫の大量授乳シーンを初めて目撃しました。
街を歩くと至るこことに子猫、親猫がいてとても癒されます。
海の上のレストラン、ザ・ロック!
干潮になると道ができ、満潮になると船で渡る。
漫画の設定のようなレストランがそこにはありました!
ストーンタウンから東の果てまで乗合バス、ダラダラを乗り換え、辿り着いた海上レストラン。
入り口ではマサイが工芸品を売っていて、船を渡してくれるのもマサイ。
ご飯は少し値段が張りますが、金額の一部を寄付できるデザートがあったり、クオリティーは都心で食べるもの遜色がありません。
何よりもロケーションが最高です。
遠くに見える地平線をみながら美味しいご飯を堪能する。
特に女子旅やカップルにオススメです。
目が覚めたら目の前に海!!朝日を楽しめる島の東パジェ
泊まった宿は目の前がプライベートビーチ!
部屋から見る海に浮かび上がる日の出は最高の贅沢でした。
私が行った時期は時期的なものなのか、夜明けの時は干潮で現地の人が昆布などを取りに来ていました(笑)
フルムーンパーティー!
ちょうど訪れたタイミングてザンジバルの最北端のリゾート地、ヌングィでフルムーンパーティがありました。
満月の夜に島中の人が集まり、踊ったりライブを聴いたり、思い思いに楽しむ一夜は想像していたアフリカとは異なるアフリカでした。
この旅初めてのライブイベント!!屋外も賑わうクラブイベントのような感じでした。
私は同じ宿のオーストリア人の男性とイスラエル人とスペイン人の女性と参加し、昼の無人島ツアーで仲良くなったタンザニア人のファミリーと再会しました。
世界中から集まった旅人、老若男女関わらずみんなで楽しむ夜。
なんてハッピーなんだと思いました。
アルーシャのサファリでビッグファイブを制覇!
キリマンジャロ空港からシャトルで移動したアルーシャより、3泊4日のツアーでタランギーレ国立公園、世界遺産のンゴロンゴロ保全地域、セレンゲティ国立公園を周りました。
タランギーレはバオバブの木と象で有名。
ンゴロンゴロは3つのクレーターで出来ていて9つの活動していない火山があり、人類発祥の地から近いという。
セレンゲティはマサイ語で果てしなく広がる平原、という意味のようです。
霧に包まれるンゴロンゴロクレーター。
私は全然知識がなかったのですが、ビッグ5とは、象、ライオン、チーター、ひょう、サイのことを言うそうです。
ンゴロンゴロにかかる虹
猫の王様、ライオンの捕食シーンに遭遇できました。
弱肉強食を目の当たりにしました。
大自然の中に不自然に佇むゲームドライブカーの対比が不思議な感じでした。
自然と人工、観るものと、見られるもの、食べるものと食べられるもの。
写真中央樹のシルエットがヒョウです。
残念ながら近づくことができませんでした。
数年前に公園内宿泊施設で、夜に幼児が寝ていて両親が少し離れたレストランに行っている間、目を覚ました幼児がお母さんを探して外に出てしまい、行方不明になり、翌朝樹に手がぶら下がっていたそうです。
ヒョウは自分の獲物を樹にかけてキープするそうです。
初めて完全な野外、しかも野生動物が生息する土地でのテント生活をしました。
ガイドさん曰く、「ハイエナが来るのでテントの中には絶対に食べ物を入れてはいけない」とのことです。昼間に捕食シーンを見ていたので、恐ろしかったです。
また、夜にトイレに行くときは必ずライトを持って後ろもライトで照らして振り返りながら行くように言われました。野生動物はライトで照らすと目が眩んで距離感がわかるづらくなるそうです。
トイレはちょっと離れていたので、怖くていけませんでした。
一人でトイレに行くときは先に何もいないか確認してから入って、帰りもビクビクして完全にジュラシックパークに来たような気分です。
昼間にいろんな話を聞いた後の野宿は怖すぎました。
日本にいるとなかなか体験できないテレビや動物園と違う、本物の野生動物との共存です。
自分が思っているよりビビリなことに気づきました。
二匹のオスチータ。
走っている姿は残念ながら見られませんでしたが、チータを見られるのはかなりレアなようです。
動物占いがちーただったので仲間に会えた感じがしてとても愛着が湧きました。
実際のチータは愛嬌がないです。
最後のサイはあまりにも遠く、ガイドさんの凄くいい目でギリギリ気づきました。
なぜかと言うと遠くの草むらで昼寝をしていたのです。
かろうじてツノでわかりました。
海も大地も広大で、どこもかしこも大きく綺麗なタンザニア。
日本と全く違う環境に新しい発見があること間違いなしです。
むしゃむしゃご飯を食べる象。
アルーシャの市場で子守を頼まれタンザニア人と踊った
フラフラ歩いていたら突然子守を頼まれました。
可愛い。
市場には子連れで来ているお母さんも多そうでした。
とてもファンキーな女の人がいて一緒に踊ったら笑いが取れました。
子供達も基本物を売りつけに来るのですが、私が店番をして野菜を売りつけようとしたらちょっとタジタジになっていました。
まとめ
ザンジバルでは宿の受付の人が話す度に手の甲にチュってして来るのでそういう文化なのかと思ったらプロポーズされたり、本当に異文化すぎて面白かったです。
アルーシャでは大きな荷物で動けなくて道の端で休んでいたら声をかけてくれる人がいたり、人が優しかったです。
宿の門番がマサイだったり至る所でマサイ族を見かけました。
もともとサファリにはあまり興味がなかったのですが、せっかくアフリカに来たので一回は行こうと思いすっかり虜になりました。
ゲームドライブというのですが、専用の車から目を遠くまで向け、常に動物を探していくと自分の感覚が研ぎ澄まされていくような気分になります。
タンザニア、どこに行ってもネコ科動物が見られ、自然に帰れる場所、とてもオススメです。