ブランド人って何?
インフルエンサーあんちゃさんとるってぃさんの成功の転機は?
今話題のZOZO!!コミュニケーションデザイン室長の田端信太郎さんって?
今や会社員も定年まで安泰な時代ではなくなりました。
大複業時代の始まりです!!
会社に縛られずにこれからの時代を生きていくコツを、会社の名前がなくても生きてる登壇者から教わりました!
出典:https://hentaibrand.peatix.com
フードクリエイティブファクトリー代表のイガゴーさん主催の「ヘンタイマーケッターサミット」でヘンタイマーケッターにお話をお伺いしましたのでざっくり紹介します。
ヘンタイマーケッターSUMMIT
田端信太郎氏、るってぃ氏、あんちゃ氏登壇ブランディング成功者にお話を聞く会
田端さんの記事はこちら
目次
第一部 ミレニアル世代の新しい働き方意識を牽引するインフルエンサーに学ぶ自分をブランド化して好きな仕事で食って行く方法
生きたいように自在に生きるブランディング
あんちゃさん
ブロガー「まじまじぱーてぃ」
るってぃさん
プロ無職
文字通り会社には属さず無職で好きなように生きながら家をもらったりコストのかからない生活をしている謎のプロ無職。
あんちゃさんとともに20代フリーランス向けサロン「ヤるサロン」を運営。
ヤるサロン第1回定例会 ニシキドアヤト「フリーランスに必要なスキル」
ヤるサロン定例会 ナンパ講師もてゾウ「”遊びを仕事にしよう”というブロガー/フリーランスほど遊び下手説」
イガゴーさん
料理研究家。著書11冊。
人生の転機は?
イガゴーさん
学生時代に21歳で4万円で開業届を出した。
テレビで栗原はるみさんの特集がきっかけ。
レシピだけでなく、エプロンなどの衣装や住空間までプロデュースしている姿を見て影響を受ける。
あんちゃさん
ブログ収益をもとに独立して3年
オンラインサロンやnote、ブログの書き方を教えたりして生計を立てている
人生の転機
3年くらい前までの将来の夢は普通のOLさん。30歳くらいで結婚して子供産んで「安定して」生きていけばいいと思っていた。
IT企業で1年が一瞬で終わって、家と会社の往復を30年、40年続けて行くのかと思ったら絶望した。
人生を考えるきっかけに。
一人尊敬する生き生きした先輩がいて「今後独立するつもりだから定時で帰る」スタンスから考え始めたのがきっかけ。
るってぃさん
働き方や生き方はテレビの中
働くイメージが湧かず10歳くらいから世界を旅をしながら生きるんだなと思って生きて来た
2016年2月に会社を10ヶ月でやめた
YouTubeなどで好きなことを発信していたら沢山の人に見てもらえるようになった
年間契約スポンサーがついた
「働かない」プロ無職
人生の転機
石川県金沢市出身で狭い価値観の中で生きて来た。
ターニングポイントは22歳で大学でNYに留学した
高校2年生からブレイクダンスをしていて大学もずっとダンスをしていた
初めての海外が7ヶ月のNY
日本のダンサーはレベルが高いが年功序列だがNYでは下手なダンサーが目上の人に食ってかかっている姿を見て価値観がひっくり返った。
そこで人生が一回終わって2回目の人生が始まった感覚。
できるからやるんじゃなくてやってみる。
社会がやらないなら自分が動くしかない。
インスパイアが人生の転機に!!
転機からどんなロードマップ、道筋があって今がある?
あんちゃさん
ブログを始めたきっかけは「暇だったから」
会社以外の時間を使って何かしないと人生変わらないなと思った。
著名人の講演会などに行って、旅系のイベントで隣に座っていた人がブログで生活していて話を聞いたら自分にもできそうだったのでとりあえずやって見たのが最初。
やるからには力を入れてやろうと思って会社生きながら1日1記事必ず書いた。
最初は全く読まれなかったが、試行錯誤して少しずつ読まれるようになって来た。
「もしかしてワンチャンあるんじゃないか?」
品川のデニーズで当時付き合ってた彼氏が先に会社辞めて独立していて「会社辞めて独立して死ぬと思う?」と聞かれて「死なねぇわ」と思って退職を決断。
上司に止められたりもしたし、当時ブログ収益は3万円しかなかったが自分にはできるだろうという根拠のない自信から独立。
キャッチーな言葉使い→自分もカタカナ用語が苦手なので人に共感できる、される言葉使いを心がけている。
るってぃさん
ストリートダンスパフォーマンスで稼げる。
日本にいたらそう簡単に死なない。
その後フィリピンやベトナムで月5万円で暮らせることがわかった。
日本で失敗してもNYに友達も沢山いるしタイにも繋がりがあるからそっちに行けばいいと思った。
逃げ道を沢山作っていく。
発信して自分の存在をアピールして目立ったら月0円でも生活できるだろう。
ブログ始めて2ヶ月で杉並区永福町で一軒家もらったり、車の鍵をもらったり、今では鍵を持っている家が4ヶ所ある。
Twitterフォロワー3万人いるので、泊まるところやご飯、交通費を出してくれる人もいる。
固定費を徹底的に減らした。
最悪の状態を想定した。
今年初めて家を借りた。
今ある家具も全部貰い物。
アマゾンほしい物リスト。
イガゴーさん
「自分が死なない」ことを決断の軸に。
新宿に学校があって浮浪者も生きていることを間近で見た。
失敗しても何かやっていたら価値がある。
就職活動はしないと決めて生きてきた。
どんなコンテンツで何がウケていて誰に刺さっているか?
るってぃさん
NYに出て感じた日本社会の歪み。生きてた中で気づかなかったこと。
例えばオランダだったらどうだ、発信力を鍛える方法、固定費を下げる方法。
ミレニアル世代20~30代の主に男性に発信。8割。
Twitter、インスタ、YouTube、ブログ。
適材適所、刺さるターゲットを分けて瞬時に発信。
YouTube→10代が多いからライト
ブログ→企画
インスタ→マイルド
Twitter→ハッキリ
どの層の人が見ているのか。悩みをどうやって解決しようか。
あんちゃさん
どの読者がどういうコンテンツに反応するのか。
最初に反応が多かった記事がブログで「熱海の秘宝館」に行った下ネタ記事。
「私に求められているのはこっちなんだ」と気づくとともに日本では性に関する話題はタブー視されていることにも気づき、それはおかしいと思った。
コンテンツへ。
同時に働き方に関する悩み、同年代で納得して働いている人が少ないと思って「性」と「働き方」を軸にコンテンツを作って行った。
これが受けると狙っているより、読者の反応をみて擦り合わせて行く。
書きたいと思っていることと読者が求めていることのマッチング。
- るってぃさん
流れがないところに点を打って行く。
モテたい、注目されたいが原点。
- あんちゃさん
世の中に需要があるけどピックアップされていないところを掘って行く。
力
るってぃさん
世の中結果が全て。
働き方を発信したかったが何者でもない自分が発信しても見たい人がいないと思ったのでまずは自分が何者かにならなければいけない。
今のブログは2年前から。
その前はエアビー特化ブログ。
ブログを始めて10ヶ月でエアビー創始者3人のうちの1人を家に招くことに成功し世間に認知された。
最初から自分のやりたいことで成功したわけではなく、まずは何かで認知される。
あんちゃさん
入りは「下ネタの人」
ブログを始めた時はオピニオン記事「人間関係とは何か」
「下ネタに特化」して突出して認識されて「当初のオピニオン記事」が今書けている。
まっさらになったら何に関心があって何を始めますか?
るってぃさん
結局は発信する。
結果が大事だとは言ったが、結果より過程に価値があると思っている。
「何者でもない自分が金持ちになるブログ」過程を発信して行く。
ホリエモンが何か言ってももう遠すぎると思う。
3万フォロワーになったことで届く声も増えるけれど、響かなくなってしまった層もいる。
自分の隣にいる人がちょっと先に出たら自分にもできると思って頑張れる。
あんちゃさん
発信すると思う。
人はストーリーに共感すると思う。
応援したいと思う。
どういうきっかけで始めてどうなって行くかに興味がある。
イガゴーさん
多くの人に届けられる自分になるのがゴールのひとつ。
当時はSNSがあまりなかったのでまずはメディアに出て取り上げられることを目指して戦略を絞って言った。
メディアから出版。見た人から連載をもらう。
今の時代に響く戦略は変わってくるものの根本的なところは一緒。
今チャレンジしたいこと、ビジョンは?
あんちゃさん
今までは足で感覚で拾ってきたが、オンラインサロン、コミュニティに入ってくれた人にビジネスの本質を教える力が弱いと自覚しているので今後の課題。
コミュニティのボトルアップを次にはオープンの場に持って行く。
るってぃさん
最終の大目標は世界で活躍できるようにすること
今27歳なので30歳までにまずは日本で牽引できるような人になること
スマホ一台で旅ができるようになる。
ミニマリストなので今後また旅をミニマムにして行く。
ZOZOスーツのように事前にサイズを測れれば旅先にスーツが届く。
日本のパスポートの取得率24パーセントくらいなのは勿体無いので、自分の活躍過程を発信してもっとグローバルな人を増やしたい。
ゆくゆくはTwitterと音声だけにしたい。
働かない。
死ぬまで遊ぶ。
仕事もオンラインサロンメンバーのみ。
Twitterは大事な場所
あんちゃさんはTwitterで人生変わった。
あんちゃさんはるってぃさんと出会ったのもTwitter。
感じたことをまずTwitterで140文字以内にまとめて発信。
第2部 「モノを買わない若者たち」に熱狂的に売れるブランドの育て方
会社・商品を育てるブランディング
川端マサーシーさん
路地裏カレー侍カレー
北海道16店舗を中心に26店舗
下北で21時まで行列ができる
金子大介さん
日清食品「カレーメシ」
カップラーメンが看板の日清食品で「麺よりめし」を打ち出す
ブランドマネージャー
コミュニケーションのコンセプト「理解不能な新しさ」
イガゴーさん
司会進行
カレー
外食、食品
侍カリー
北海道では知らない若者がいないスープカレー屋さん
下北沢では21時まで行列のできる予約の取れないカレー店
小さなお子様も遊べる作りに全てのテンポがなっている。
家族もお子様も楽しめるブランディング。
「敵がいないところで戦うのが一番戦いやすい」
キャラクターが被らない
オンリーワンで行くためには従業員が300人くらいいるけど家族のことも考えられるか人生まで考えられるのか。
人生まで抱えることをビジネスまで考えられるか。
トップデザイナー、センスもいいし、最安値でやってくれる。
起業した経緯
20歳の時に人を笑顔にすすにはどうすれば良いか。
本当は歌手や俳優になりたかったけれど歌が下手だったので料理やさんになった。
質と量。
野球選手のイチローさんは「量が質を生む」っていうがみんなやらない。
1日1万回素振り。
3打数。
量が質を生む。
量をやらない人に質を求めるのはどうなんだろう。
会社勤めをしながら北海道でライジングサンに個人でカレー屋を出店した。
チャンスにしっかり食いついている。
まだカレー屋さんがない時に1日沢山売っていた。
北海道地震の時は北海道にも16店舗をまかなうセントラルキッチンの電気屋ライフラインがしばらく稼働できなかった。
「唯一無二、オンリーワンになるために何が必要か」
それをやらないとただの価格競争になってしまう。
敵を作らないほうがいい。
ブランド力やビジネス力に関して思っていることはただ一つだけ。
敵がいないところで働く。
トマト農家のあべさん。
敵がいると価格競争になってしまう。
人数がいない900人の地元でカレー屋さんをやる新しいチャレンジ。
金子大介さん
経緯
社内公募制度で手を挙げて面接に通ればポストにつける
若い頃からマーケティングをやってきて他の部署も経験し、マーケティングをもう一度やりたくてブランドマネージャーになった
カレーメシ→30代以下の男性に刺さって受けている
即席ラーメンのような手軽さで、ラーメンではなくご飯。
おにぎりやファストフードのような昼食マーケット。
どんなところが刺さっているのか?
簡便性、おいしさ。
今までの即席食品の選択肢がラーメン、お蕎麦、うどん、焼きそばの中に、パンでも麺でもない「ご飯」を持ってきた。
「ご飯」には潜在ユーザーが多い。
面白いCM。
面白さだけでは売れない。
そこには商品価値がある。
美味しい。
マサーシーさん→売れる勝算があるから置きに行くのか?
すでに買いたい人がいるマーケットで売れるモノを想定していくから人生がつまらない。
お気に行く→売れるものを作れる。
これを作ったら売れるとわかってることをやるというのはつまらない?
イガゴーさん
恵比寿でかき氷屋さん、2ヶ月で潰れた。
川端さんも「物件フェチ」
人生って一度きりなので絶対に幸せになってほしい。
人に笑顔になってほしい。
最小単位って何ですか?
「奥さんと子供」核家族
誰を幸せにしますか?
それをやるために何をやらなければいけないか。
金子さん
まだ買ってない
トライアンドエラー
まずやってみよう
テレビCMで今までやってきたので
いろんなブランドから発信して試す
消費者にとって拡散にならない
面白いけど拡散されない
どういううふうにメッセージを出したら仲間内で話題になって拡散されるのか。
言葉の数は必ず意識する。
どの言葉でどんなふうにメッセージを発信したらいいのか、色んなブランドでなんどもやってみて確率が上がって行く。
精査しているが勝ち方というものが今なくて
スモールスタートでいいからどんどんやってみることの繰り返しでどんどんやり方が確率が上がって行く。
勝ちパターンがないのではないかというくらいどんどんSNSが変化している。
イガゴーさん
「しかない料理」
これしかない中でやって行く。
チキンラーメン、どん兵衛、UFO、カップヌードル、満遍なくどれかのブランドで話題が出るようにしている。
量が大事。
イトーハムさん「ハム係長」が話題になってそこからアイデア。
ブランド作り、面白いからだけではなくどうコミュニケーションをするか。
マサーシーさん
日常的にやっていること
何事も習慣化することがベスト
感性は?
松下幸之助の本が好きで読んでいる
3時間しか寝なくても勉強する
デザイナーにも料理人にもなりたい
金子さん
20歳以上下の人の感性を理解するために若い人の感性を知るためのTwitterなど無料で見られる情報収集
若者にお金を払って話を聞く会を開いたり
大学生にサンプリング
インターンシップ制度や公演
若者に話すと「はぁ!?」って顔をされたりするがそことチューニングしてできることをする。
何の雑誌、テレビを見ているか。
言葉もどんどん変化するのでキャッチコピーを考えることが大変。
若い部下との会話。
自分で動きに行って感じないとダメ。
川端マサーシーさん
チャンスは訪れないが280人くらいのところに生まれてきているがラブが大事。
質より量
まとめ
あんちゃさんとるってぃさんはなんだかのびのびと生きていて面白いです。(小学生的感想)
特にあんちゃさんは旅系のイベントで初めてお会いしてから、いつも声をかけると笑顔で話してくださるので大好きです。
ボブもいいけれど個人的に今の黒髪ショートがとても素敵です。
人それぞれに働き方、夢中になれるものが違うのは当たり前。
みんなが自分の得意なことに気づけて、生かして楽しく幸せに暮らせる日本にしたいなと思います。
第3部田端さんの記事はこちらに続く
では、また★